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- 2025-04-15
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預けた資金は、信託保全制度により安全に管理され、会社の資産と区別して保護される。

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FX KIHON
まずは基本的な仕組みを知ろう
▶1 まずは基本的な仕組みを知ろう!FXとはどのような取引?
▶▶2 どうやって利益を上げるの?
▶▶▶3 口座開設から取引完了までの流れ
第1章FXの仕組み
異なる2つの通貨を売買した差額で儲けるのがFX
FXは、各国の通貨の値動きの方向性を判断して、売買してその差額で儲ける、というものです。
つまり、FXで利益をあげるためには、『安いときに通貨を買って、その通貨を高く売る、FX取引では逆もできて、高いときに売って安くなったら買い戻す』という2種類の単純な取引が基本になります。この取引で生まれる損益を為替差益、為替差損と呼びます。
たとえば、米ドル/円ベースで考えてみましょう。1米ドル=100円のときに、1万米ドルを買うには日本円で100万円が必要になります。でも、もしもその後、1万米ドルが110円になったときにその1万米ドルを売れば、110万円が戻ってくる。そうなれば、10万円の利益が確定します。
このように、為替相場の変動を利用して、売り時と買い時を見定めてFXを取引することで、利益を生み出せます。

しかもFXには「レバレッジ」と言って「証拠金」を預けることで、手持ち資金以上の取引が行える仕組みがあります。例えば、レバレッジ10倍なら10万円の利益が100万円になるわけです。当然のことながら損失も大きくなるリスクがありますが、徹底的な自己管理と為替相場の方向性を予測することでこの損失リスクを最小限に抑えることはできます
複雑そうと思っていたFXですが、取引の基本的なしくみは単純なことが理解できたでしょうか。また「レバレッジ」についてはFXの大きな特徴です。後述でさらに詳しく解説していきますので、必ず理解を深めておきましょう。
FXで勝つための重要ポイントは?
一言に「為替」と言っても、世界にはさまざまな通貨が存在します。米ドルやユーロ、英ポンド、豪ドル、アフリカランドなどさまざまです。こうした多数の通貨があるなかで、気になるのが通貨の選び方です。
為替取引が初めての場合、例えば「いまはアメリカの景気がよいみたいだから、今後、価値が上がっていきそうな米ドルを買えば、利益は得られるのでは……」と思ってしまうかもしれません。ですが、必ずしもそうとは限らないです。
通貨はその国の実力を表すものとも言えますが、実力以上に買われすぎてしまって値上がりしすぎてしまうリスクもあります。『景気が良い、或いは利上げしそうだし、みんなが買っているし、値段も上がっているから大丈夫だろう』と思ってその通貨を買った途端に、急に値下がりを始める……というリスクもあるからです。その転換点にハマらないように注意することも大切です
では、いったいなにを基準にして、FX取引をしていけばよいのでしょうか?
それぞれの通貨にはトレンドがあります。上昇・下降するこの相場の流れを『トレンド』といいます。トレンドは短期的なものと長期的なものがありますが、一般的には1週間から1ヶ月位の比較的短いトレンドを利用して売買することが多いようです。そしてこのトレンドの動向を上手に読んで、FX取引をしていくことがFXで勝つことに繋がります。逆に言えば、どの通貨であろうと、このトレンドさえ読めればFXで利益を上げやすくなります。
だからこそ、この「トレンドを読む」ということが、FX取引で勝つための重要なポイントになってくるのです。
為替レートが動く要因になるものは何?
さて、為替レートの上昇・下降を見極め、その流れを予測してFX取引をするのが、FXで利益をあげるためには重要なポイントです。ですが、その流れはどのように形成されていくのでしょう。
為替相場はその国の実力でもあり、各国の経済状況の変化を表しているとも言えますが、その他にも金融政策や地政学的リスク、或いはその時々に注目されているテーマなどにより、時には大きく変動することもあります。また、常に為替相場が変動しているため、今日が1米ドル=120円だからといって、明日も同じ評価にはなるとは限りません。
そして、各国の経済状況の他、相場を動かす要因としてその時々に底流に流れている重要な「テーマ」があり、これを材料として相場が動いていることが多いです。
たとえば、2014年まではユーロ危機=ギリシャの財政事情がひとつのテーマになっていました。ギリシャの財政が悪化して借金=利払いや債務の返済が難しくなる状況に追い込まれ、ユーロ離脱の可能性が噂されました。このためユーロ圏ではギリシャの救済措置をめぐって意見が分かれ、右往左往する欧州の状況に悲観してユーロが売られる展開が続きました。このように、市場関係者がいまどんな材料に注目しているのかを知ることで、為替相場の変動の予測を立てていくことができます。
FXを取引する上では、各国の経済状況だけでなく、その時々により変化する「テーマ」を知って予測を立てていくことが重要です。
FXは少ない元手で大きな利益が狙える
FXは「証拠金取引」で、「証拠金」と呼ばれるお金を担保にして取引を行います。
この取引の大きな特徴は「レバレッジ」の存在です。レバレッジとはてこの原理という意味で、このしくみを利用することで、FXでは自分の投資資金の日本国内取引所では最大25倍(海外取引所では1000倍以上のところもある)までの取引が可能になります。つまり、FXでは、仮に元手が少額しかなかったとしても、レバレッジを利用すれば大きな利益を生むことができます。
たとえば、1米ドル100円のときに1万米ドルを買いたいと思えば、通常なら100円×1万通貨=100万円が必要になります。でも、レバレッジを使うFXでは、その25分の1となる最低4万円の証拠金があれば、その1万ドルを購入することができるのです。FXでのレバレッジは最大25倍。預けた証拠金の25倍分の運用が可能です。


しかし、少ない証拠金で25倍のレバレッジを利用することは同時に大きな為替損を生むリスクを伴いますので十分な注意が必要です。
レバレッジのかけ過ぎに注意!
いくら「自分の持ち金の25倍まで取引できるから」といって、レバレッジをかけ過ぎるのは禁物です。
FXのおもしろいところは、レバレッジをかけることで少額でも大きく取引ができ、結果的に収益性が高まる点です。ただし、初心者の人であればレバレッジを最大限度25倍までかけるのは危険です。レバレッジが大きければ利益は大きいものの、予想が外れてしまえば、大きな損失に繋がります。
初心者の場合はレバレッジの目安として5~10倍ぐらいからスタートしたらいいです。
心配性な人や資金力に自信がない人は、レバレッジは2倍ぐらいから始めて見てもいいです。
また、レバレッジの倍率以外に気をつけたいのが、「ポジション」の大きさです。「ポジション」とは、取引通貨の持ち高(保有残高)のことで、通貨を売買し保有している状態を、FXでは「ポジションを持つ」と表現します。
ポジションは、証拠金に対していつも余裕を持っておくのがオススメです。たとえば、100万円の証拠金を入れたら、ポジションとして持っていいのは10万円ぐらいまでが理想的です。そうでないと、もし万が一相場が5円や10円も動けば、あっという間に評価損が証拠金の額を上回ってしまい、追加で証拠金が必要になることもあります。
その状況を追証とも呼び、追証が支払えないと強制的に決済されてしまうというリスクが発生するからです。
しかし、ちゃんと節度を持ってさえ守っていれば、FXで利益を上げるのは決して難しいことではありません。初心者の人であっても、上手に自己管理をして、自分で決めたルールをしっかり守っていけば、1年間で投資資金の20%ぐらいは利益をあげることができると思います。
だから、初心者の方は、年間の目標収益を20%、5年間で、最初の投資資金の倍ぐらいに着地点を置き、ゆっくりトレードするというのならそれほど無理がないでしょう。
仮に、投資金に100万円をつぎ込むのなら、まずは「5年間で200万円にする!」と手持ちの投資資金を5年かけて倍に増やすことを目標にしてみるといいのかもしれません。
第2章FXではどうやって利益を上げるのか?
FXでは円高、円安どちらでも利益を狙える
投資をする人ならば、誰もが欲しいのは「大きな利益」。FXで収益を得るためには、為替差益を狙うのが主な手段ですが、この為替差益を狙うにあたっても、大きくわけると2つの方法があります。
ひとつは、持っている日本円で外貨を買い、円安(円の他通貨に対する値価が下がること)になったらその外貨を売り払って利益を出すというもの。そして、もうひとつは、将来的に値下がりする可能性の高い外貨を先に売り、値下がりしたら買い戻す方法です。
これは、後述しますが、実際には持っていない外貨を売る、という発想に基づく売買手法で、概念がやや複雑ですが、ここでは「金融機関から外貨を借りて、その外貨を売る」と考えておくと、理解がしやすいかもしれません。
日本円で生活している日本人の場合、当然投資用の資金として使うのは日本円になるケースが多いのではないでしょうか。ただ、円をベースに考えると、日本円で外貨を買って、その通貨が高くなったらその通貨を売る……というのがわかりやすい利益の獲得の仕方です。でも、そうなると、「円安のときしか儲からないのでは?」と思ってしまいがち。ですが、実は円安でも円高でも利益を獲得できるのがFXの特徴のひとつです。
たとえば、1米ドル110円のときに1万米ドル分を売ります(その時点では日本円で換算すると、110万円を持っているということになります)。その後、1ドル100円とレートが下がったときに、その110万円でドルを買い戻すことで1万1000ドル、つまり、差益1000ドル(日本円で10万円)の儲けを手にすることができることになります。

もし「円高に動く」と予想ができれば外貨を売る。そして、「円安に動く」と思えば、逆に外貨を買えば、為替差益を享受することができるのです。
この外貨を買うところから始めることを『買いから入る』。
そして、外貨を売るところから始めることを『売りから入る』といいます。
どちらが取引しやすいということはありませんが、先進国の通貨は流動性も厚く、また現在はどの国も金融政策が緩和的で金利差も殆どない状態ですからこの『売りから入る』方法も活用すべきだと思います。初心者の人にはあまり馴染みがないかもしれませんが、FXをやる上では一般常識といってもいいです。
FXで覚えておきたい分析法
FXで利益をあげるために欠かせないのが、その国の経済状況を調べるファンデメンタルズ分析と相場の方向性を見るのに役立つチャートなどを使ったテクニカル分析と呼ばれるものです。
ファンダメンタルズ分析は、経済成長率、雇用、個人消費や製造業の動向、金融政策を含むその国の経済情報をもとに、今後の為替変動を予想するものです。これは、新聞やテレビ、雑誌などをはじめとしたニュースなどから、各国の情勢をチェックし、ある程度の先行きを予測します。
そして、一方のテクニカル分析は、チャートなどを使いながら、過去の値動きを参考に為替相場の方向性を予想していくものです。
テクニカル分析のなかでも基本となるのが『ローソク足』と呼ばれるチャート。これは、始値(寄り付き)、終値、高値、安値を一つの足に記したものです。毎日の値動きを表した『日足チャート』で数日間から1週間程度の短期的な方向性を、その週の値動きを表した『週足チャート』では1~2か月のやや中期的な方向性を探るのに役立ちます。また、月の値動きを表した『月足チャート』などは長期的なトレンドがどちらの方向を向いているのか確認するのに用います。
最初のうちは、チャートを見てもただのグラフにしか見えないかもしれませんが、これらを積み重ねて眺めていくことで、『ここはもう少ししたら下がるな』『ここは上がり過ぎだな』と、予測が立つようになっていきます。
そのほかにも、上級者になれば様々な分析ツールなどを使いこなす人も多いですが、まずは、あまり欲張りすぎず、シンプルにニュースとチャート。そしてこのチャートにトレンドラインでも引いて置けば十分でしょう。両方の材料と値動きを捉えることで、少しずつFXに慣れ親しんでいくことが肝心なのかもしれません。

通貨ペア
FXは外国為替を交換する取引。交換するのですから通貨は必ず対になっており、「通貨ペア」と呼びます。例えば、日本円を米ドルに交換するならば、米ドル/円のレートを確認して取引します。このときの通貨ペアが「米ドル/円」になります。
主要な通貨を挙げると米ドル、ユーロ、日本円、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、人民元、香港ドルなどの通貨がありますが、各種通貨の組み合わせの数だけ通貨ペアは、存在することになります。
とりわけ、FX市場において存在感を発揮しているのは米ドル、ユーロ、日本円です。米ドル/円、ユーロ/円、ユーロ/米ドルの3つの通貨ペアが影響力を持っており、取引高も抜きんでています。
通貨ペア | 通貨ペア略称 | 取り扱い | ||
---|---|---|---|---|
SBI FXTRADE | みんなのFX | LINE FX | ||
米ドル/円 | USD/JPY | ● | ● | ● |
ユーロ/円 | EUR/JPY | ● | ● | ● |
英ポンド/円 | GBP/JPY | ● | ● | ● |
豪ドル/円 | AUD/JPY | ● | ● | ● |
ニュージーランドドル/円 | NZD/JPY | ● | ● | ● |
スイスフラン/円 | CHF/JPY | ● | ● | ● |
カナダドル/円 | CAD/JPY | ● | ● | ● |
南アフリカランド/円 | ZAR/JPY | ● | ● | ● |
ユーロ/米ドル | EUR/USD | ● | ● | ● |
英ポンド/米ドル | GBP/USD | ● | ● | ● |
ニュージーランドドル/米ドル | NZD/USD | ● | ● | ● |
米ドル/スイスフラン | USD/CHF | ● | ● | ● |
ユーロ/英ポンド | EUR/GBP | ● | ● | ● |
ユーロ/豪ドル | EUR/AUD | ● | ● | ● |
ユーロ/ニュージーランドドル | EUR/NZD | ● | ● | |
ユーロ/スイスフラン | EUR/CHF | ● | ● | ● |
英ポンド/豪ドル | GBP/AUD | ● | ● | ● |
英ポンド/スイスフラン | GBP/CHF | ● | ● | ● |
中華人民元/円 | CNH/JPY | ● | ● |
各社によって取り扱い通貨ペアが異なる<2024年4月調べ>
スワップポイントはFXのもう一つの収益源
FXでは主な収益となるのは、為替差益ですが、実はもうひとつの収益源があります。それが「スワップポイント」と呼ばれるものです。はたして、「スワップポイント」とはなんなのでしょうか?
スワップポイントとは、簡単に説明すると2つの通貨の金利差から生ずるFXの利子のようなものです。それぞれの通貨には国が定めた金利があり、2つの通貨の間の金利差を表すもので、高い金利の通貨を買った場合は、外貨預金の利息が付くことと似た効果を得られますが。逆に売った場合は金利を支払うことになりますから、元本が目減りすることになります。
たとえば、日本の金利が年1%で、オーストラリアの金利が年3%だったとします。豪ドルを買って日本円を売ったとすると、「3%-1%=年率2%」に相当する金利が、スワップポイントとなります。反対に、豪ドルを売って日本円を買った場合、「1%-3%=-2%」と、2%分の金利の差額相当分をスワップポイントとして支払わなければならないケースもあります。

ただ、先進国の通貨ではほとんどゼロ金利に近いので、『安く買って、高く売る』『高いところを売って下がったところで買い戻す』のどちらの場合でも金利面で大きな損に繋がらないので、トレンド(方向性)に賭けて勝負した方が勝機に繋がるのは明らかですから。FXの原則を考える上では、スワップポイントの収益は無視したほうがいいでしょう。
ちなみに、スワップポイントは、FX会社によって、その設定値が変わってきます。そのため、こうした高金利の通貨を長期保有することでスワップポイントでの運用を考えるならば、できるだけスワップポイントを高めに設定しているFX会社を選んでみるのもひとつの手です。
スワップ狙いに潜むリスクとは?
持っているだけで金利が発生する。銀行の金利がほとんどゼロに近いなか、スワップポイントはうまく利用すれば収益が期待できます。
ただ、スワップポイントを狙う際には、注意も必要です。高金利通貨(※)と呼ばれる通貨には市場流動性が乏しいものも多く、予想以上に大きく変動することがあります。たとえば、2015年のトルコリラの値動きを見てみても見ても下値38円台から50円台までと非常に値動きが大きい。米ドル/円に換算して考えればわかりやすいと思いますが、1年の間で30~35円も値動きがある計算になります。高金利通貨ほど、リスク要因も多く何が起こるか分かりません。
どうしてもスワップポイントを狙いたいという人は、損切りするハメにならないように、十分な証拠金を置いて余裕を持った投資が必要です。レバレッジを2~3倍、ポジションの大きさも普段の取引の10分の1、20分の1の量ぐらいにするなら長期投資としてメリットがあるでしょう。
要するに、スワップポイントを狙うのはいいけれども、高金利通貨はいつ急落の恐れがあるかもわからない。十分な資金力を残しておかないと、証拠金がなくなってしまう恐れがあるということです。
※高金利通貨
各国がさまざまな経済政策を行っており各国とも金利を設定しています。日本はゼロ金利政策を実施中で、日本円は10年以上低金利の通貨となっていますが、自国の金利を4~12%程度と比較的高金利に設定している国があります。おおざっぱではありますが高金利通貨と呼ぶこともあります。
総じて金利を高めに設定している国はインフレの抑制や景気の過熱防止を図るために行っています。
第3章FXはどこで、どうやって取引するの?
FX会社に口座開設すれば取引ができる
さて、ここまではFXの基本的な概念を紹介してきましたが、いったいどんな場所で取引がおこなわれているのでしょうか?
基本的に外国為替市場には株式における証券取引所のような物理的な取引場所は存在せず、金融機関のみがネットワーク上でやりとりする銀行間の市場(インターバンク市場)でおこなわれています。
そして、インターバンク市場に参加しているそれぞれの銀行を介してのみ、法人や投資家、FX業者はFX取引をおこなうことができます(対顧客市場)。
これらの取引は、基本的には電話やネット回線などを利用するバーチャル市場です。そして、FXに参加したい個人投資家は、このバーチャル市場と個人投資家を仲介してくれるFX会社に口座を開設すれば、いつからでも、誰でもFX取引をおこなうことができます。

注文までの流れ

FX会社で口座開設
FXをおこなうには、FX会社で口座を開くことが必須。基本的には口座開設に必要な書類は、本人確認書類のみ。口座を開設したいFX会社を決めたら、必須事項を記入し、本人確認書類を業者に送れば、最短で翌日には口座を開設することができます。
資金を入金
口座の開設が終わったら、すぐに取引を始めることができます。取引をする前に口座に資金を入金。ネットバンクからのクイック入金に対応しているFX会社ではネットを通じて資金を口座に入金でき、すぐに取引することができます。
FX会社を通じれば、銀行間を行っているインターバンク市場。世界のマーケットに手軽にアクセスできるのがFXの醍醐味のひとつではあります。
新規注文、ポジションを保有
各社のFX取引サービスでは、チャートや取引画面など、様々な場面から注文ができるようになっており、注文の際には取引数量といくらで売買するのかを選べば、発注が完了します。注文が通れば、自分が持っているポジションの様子は管理画面から見ることができます。
決済注文、損益確定
ポジションを持っただけでは損益にはならないので、状況を見て反対売買で決済をしましょう。含み益が乗っていれば晴れて利益確定。含み損が出ている際に決済をしてしまうと確定損となり、いわゆる「損切り」という行為になります。
なお、昨今はパソコンだけでなく、スマホアプリなどからも取引ができるFX会社が増えているため、スキマ時間にも取引をおこなうことができます。こうしたスマホアプリなどのツールも上手に使うことで、より収益チャンスの拡大やスムーズなFX取引をおこなうことができるでしょう。
取引所FX
FXサービスが始まった2000年代前半の頃は取引を規制する法律や監督官庁が定められていなかったため、一部の悪質なFX会社によって勧誘行為や証拠金の扱いに関するトラブルが頻発していました。
そこで、個人投資家も安心して取引に参加できるFX市場へのニーズから東京金融取引所によって開設された取引所FX、愛称「くりっく365」です。取引所FXの取引はFX会社を仲介し、実際の取引は取引所で行われます。これに対して、投資家とFX会社が直接取引するFXは、店頭FXと言われます。
取引所FXと店頭FXの違いついてですが、かっては、取引所FXであるため分離課税による申告が認められ、税率は一律20%に抑えられるという、税制面でメリットがありました。しかし、2012年1月からは、店頭FX含めた全てのFXに分離課税が認められる税制改正が行われため、現状ではこのメリットはなくなっています。
また、取引できる主要な通貨ペアに関しては、取引所FXも店頭FXでもほぼ変わりがありませんが、手数料やスワップポイントについては違いがありますので、サービスを検討する際にはしっかり比較しましょう。
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FX KIHON2
口座を選ぶポイントを知ろう
▶1 初心者は少ない資金で始められる口座を選ぼう
▶▶2 おすすめFXアプリ6選!FX講師がポイントを解説
▶▶▶3 FX口座の開設方法!審査基準をご紹介
FXの始め方!初心者は少額資金から始めよう
FX(外国為替証拠金取引)は、外国通貨を売買して稼ぐ取引です。証拠金というお金を担保に、その何倍もの大きな金額で売買できます。もうけが大きくなる分、損も膨らむ可能性があり、FX初心者にとっては基本的な知識をしっかり身に付けることが不可欠です。
ここでは、FXを始めるにあたって最低限理解しておきたい、FXの知識や取引手法などについて解説します。
FXを始めるには「資金」と「口座」と「知識」が必要
FX(外国為替証拠金取引)を始めるためには、まず一定の「資金」を担保として預け入れる必要があります。担保にする資金のことを「証拠金(または保証金)」といい、この証拠金を元手に取引をします。
FXをするためには、「口座」を開設しなければなりません。口座開設にあたって面倒な手続きは一切なく、インターネットから簡単に申し込みが可能で、申し込んでから2~3営業日で口座開設できます。
口座開設後、担保となる証拠金を入金すればすぐにFXを始められますが、利益を上げるためにはFXに関する「知識」を身に付けなければなりません。何の知識もなく、直感だけで取引しても、あっという間に資金を減らすだけです。
インターネット上にはFXに関する情報があふれ、書籍もたくさん発売されており、学ぶ環境は以前より格段に整っています。初心者に高度な知識は必要ありません。まずは基本的な知識を身に付け、その知識をもとに経験を積み、FXで勝てるトレーダーを目指しましょう。
資金はどの程度必要?
FXには、少ない資金を元手に大きな金額の取引を可能にする仕組みがあり、5万円~10万円ぐらいの資金から始められます。この仕組みのことを「レバレッジ」といい、レバレッジを利用すれば預け入れた証拠金の何倍もの取引が可能です(日本国内取引所では2024年9月時点で最大25倍まで)。
1ドル=100円のときに外貨預金で1,000ドル預金する場合、必要な金額は10万円ですが、同じようにFXで10万円を証拠金として取引する場合、レバレッジを10倍にして取引すれば、
10万円 × 10倍 = 100万円
つまり、1万ドル取引できます。先ほどの外貨預金の例と同じように1,000ドルの取引をする場合、レバレッジが10倍であれば証拠金として必要なお金は1万円で済み、効率良く取引できます。
また、これまでFXの取引単位は1万通貨が一般的でしたが、最近では1,000通貨で取引できるようになりました。なお、最小取引単位はFX会社によって異なり、1,000通貨で取引できないところもあるため注意が必要です。
FX各社の最小取引単位は以下のとおりです。
FX口座(会社名) | 最小取引単位 |
---|---|
アイネットFX(アイネット証券) | 1万通貨 |
FXネオ(GMOクリック証券) | 1,000通貨 |
LION FX(ヒロセ通商) | 1,000通貨 |
FXブロードネット(FXブロードネット) | 1,000通貨 |
外貨ネクストネオ(外為どっとコム) | 1,000通貨 |
外貨ex (GMO外貨) | 1,000通貨 |
楽天FX(楽天証券) | 1,000通貨 |
外為オンライン(外為オンライン) | 1,000通貨 |
FXダイレクトプラス(セントラル短資FX) | 1,000通貨 |
FX PLUS(マネックス証券) | 1,000通貨 |
トライオートFX(インヴァスト証券) | 1,000通貨 |
MATRIX TRADER(JFX) | 1,000通貨 |
みんなのFX(トレイダーズ証券) | 1,000通貨 |
岡三アクティブFX(岡三証券「岡三オンライン」) | 1,000通貨 |
ひまわりFX ループ・イフダン口座(ひまわり証券) | 1,000通貨 |
SBI FXTRADE(SBI FXトレード) | 1通貨 |
上の表情報:2024年05月08日時点
たとえば、1ドル=100円のときにレバレッジ25倍で最小取引単位が1万通貨でドルを購入する場合、4万円が必要になりますが、1,000通貨ならば、さらに投資金額を抑えることができ、わずか4,000円の証拠金で取引が可能です。
このように、最低取引単位が小さく、レバレッジを使えば少ない資金で取引できます。まずはFXの取引に慣れるためにも最低取引単位が小さいFX口座で少額から始めてみるのがよいでしょう。ただし、レバレッジが大きいほど、ポジションを保有するために必要な証拠金を割り込むスピードがはやくなり、わずかな損失で追証や強制ロスカットになる可能性が高まります。投資資金に余裕を持って、無理のないレバレッジで取引することが大切です。
口座開設の流れ
1.口座開設の申し込み
Web(またはスマートフォン)で口座開設を申し込み、契約締結前交付書面の内容を確認後、登録フォームに必要事項を入力します。
2.本人確認書類+マイナンバー確認書類を送付
本人確認書類とマイナンバー確認書類を「アップロード」「メール添付」「郵送」のいずれかの方法で送付します。本人確認書類到着後、口座開設の審査が開始されます。
3.口座開設完了の通知
審査終了後、本人宛に口座開設完了の通知と、取引する際に必要なID・パスワードが記載された書類が郵送で届きます。送られてきたID・パスワードでログインし、口座に入金すればすぐに取引が開始できます。
申し込みから口座開設完了までにかかる日数は2~3営業日で、申し込み翌日に口座開設が完了するFX会社もあります。またFXの口座開設に合わせてネットバンキングの口座も開設しておけば、FXの口座に入金した金額が即時に反映される「クイック入金サービス」が利用可能で、手数料もかからないため便利です。
始めるときに最低限知っておきたい基本知識
<<FXの基本について>>

レバレッジ
レバレッジとは、少ない資金を元手に大きな金額の取引を可能にする仕組みのことです。レバレッジの「レバー(lever)」は「テコ」のことで、テコの原理のように少額の証拠金でより大きな金額の取引が可能になることから、レバレッジという言葉が使われています。レバレッジは、以下の計算式で算出されます。
レバレッジ=(通貨のレート×ポジション数量)÷ 口座にある資金
たとえば、1ドル=100円のとき、100万円の口座資金に対して100,000ドルのポジションを保有している場合、
100,000ドル × 100円 ÷ 100万円 = 10倍
つまり、レバレッジは10倍となります。100万円の証拠金でドルをレバレッジ10倍で取引した場合の取引金額は10万ドルとなり、レバレッジ25倍で取引した場合の取引金額は25万ドルとなります。もし為替相場が1円円安(101円)、あるいは1円円高(99円)になった場合、為替差損益は以下のようになります。
取引金額 | 1円円安になった場合の損益 | 1円円高になった場合の損益 | |
---|---|---|---|
レバレッジ1倍 | 1万ドル | 10,000円 | -10,000円 |
レバレッジ10倍 | 10万ドル | 100,000円 | -100,000円 |
レバレッジ25倍 | 25万ドル | 250,000円 | -250,000円 |
為替相場が±1円動くと、レバレッジ10倍では10万円の損益が発生し、レバレッジ25倍では25万円の損益が発生します。
レバレッジは、少ない元手で大きな金額の取引ができる半面、相場が予想と違う方向に動いた場合、大きな損失となる可能性があります。FX初心者は、売買に慣れるまでは倍率を1~10倍など、低く設定するのが望ましいでしょう。
スプレッド
スプレッドとは、「売値(Bid)」と「買値(Ask)」の差(幅)のことです。たとえば、よくニュースなどで「現在の外国為替市場は、1ドル110円90銭から95銭の間で取引されています」と報じられますが、これは1ドルを買うときの値段が110円95銭で、売るときの値段が110円90銭という意味で、差額の5銭がスプレッドです。
FX取引も同様で、取引画面に「「売値(Bid)100.000」「買値(Ask)100.003」と表示されている場合、スプレッドは0.3銭(=0.3pips)です。スプレッドはFX会社にとっては利益となりますが、投資家にとっては取引ごとにかかるコストになります。FX会社によってスプレッド幅は異なりますので、なるべくスプレッド幅の狭い(数値が小さい)FX会社を選びましょう。
スワップポイント
スワップポイントとは、FX取引で通貨を交換する際に生じる金利差の調整額のことです。取引する通貨ペアの国の金利差がスワップポイントになり、日本円のような低金利国の通貨を売って、トルコリラや南アフリカランドなどの高金利国の通貨を買えば、その差額をスワップポイントとして付与されます。逆に高金利国の通貨を売って低金利国の通貨を買った場合、スワップポイントを支払わなければなりません。
スワップポイントは、原則としてポジションを保有し続けると毎日付与されますが、実際のスワップポイントの金額や付与される時間帯はFX会社によって異なります。レバレッジをかけて取引通貨数を増やせば受け取れるスワップポイントも増えますが、その分だけ為替変動によるリスクも高まり、これまで付与されたスワップポイントの利益が吹き飛ぶほどの為替差損が発生する可能性もあります。
デモトレード
デモトレードは、仮想マネーを使って取引が体験できるシステムです。仮想マネーを使うため、取引で利益が出ても所持している自己資金が増えるわけではありませんが、損失を出しても自己資金は減りませんので、ゲーム感覚で取引の練習ができます。また、リアルの口座とは別のサーバを使い、実際の外国為替市場には発注しませんが、為替レートやトレードツールなど、実際のシステムとほぼ同じ環境で取引できます。
デモトレードの申し込みや口座開設の費用は無料で、口座開設前から利用できます。取引を始める前に慣れておきたいFX初心者は積極的に利用してみましょう。
<<トレードスタイルについて>>

基本(順張りと逆張り)
順張りとは、相場の上昇局面で買い、下落局面で売るという「相場の動きに合わせて売買する」取引手法です。相場の流れに沿って(トレンドに乗って)売買することから、「トレンドフォロー」とも呼ばれます。
相場が一定の方向に継続して動き、トレンドが続いているときに効果を発揮し、トレンドが長く続けば続くほど利益が大きくなりますが、「高値掴み」や「安値売り」になりやすく、相場に明確なトレンドが発生しない状態が続けば、いつまでたっても利益が出ません。
逆張りとは、相場の下落局面で買い、上昇局面で売る「相場の方向と逆の売買をする」取引手法です。相場の流れとは逆の売買をすることから「カウンタートレード」とも呼ばれます。
相場がある一定のレンジで行ったり来たりしているときに効果を発揮し、うまくトレンド転換をとらえれば大きな利益が見込めますが、トレンドの転換をピンポイントで当てるのは難しく、相場が反転せずにそのまま一方向に進めば損失が拡大する可能性があります。
スキャルピング
スキャルピングとは、小さな利幅を狙って数秒から数分の間で売買を繰り返し、利益を積み重ねていく取引手法です。スキャルピング(=Scalping)のScalpには「頭皮・頭皮を剥ぐ」という意味があり、頭皮のような薄い皮を剥ぐように数十回~100回以上エントリーし(ポジションを持ち)、1回の取引で3~10pips程度の利益を狙います。
数秒から数分であれば、相場は一方向に動くことが多く、利益となる確率は高くなりますが、何度もエントリーするためスプレッドコストがかかり、わずかなチャンスを逃さない一瞬の判断力と反射神経が必要です。
デイトレード
デイトレードとは、注文から決済までを1日のうちで完結させ、ポジションを翌日に持ち越さない取引手法です。「日計り取引」とも呼ばれ、数十回~100回ぐらいエントリーし、1回の取引で10~100pips程度の利益を狙います。
長期間ポジションを保有しないため、相場の大きな変動の影響をほとんど受けませんが、1日のうちに何度も取引するため、相場が開いている時間は常にモニターに張り付いて株価の値動きを監視しなければなりません。
スイングトレード
スイングトレードとは、数日から数週間ポジションを保有し、相場のトレンドに乗って値幅を取る取引手法です。相場のトレンドを波になぞらえて、「波に乗る(=Swing)」ように数回~数十回エントリーし、1回の取引で100pips程度の利益を狙います。
中期スパンでポジションを保有するため、日々の値動きを気にする必要がなく、1日中相場を見ることができないサラリーマンや主婦でも取引できますが、相場の急な変動に対応しにくく、想定外のニュースなどで大きく相場が動いた場合、損失が膨らむ可能性があります。
ポジショントレード
ポジショントレードとは、数か月から数年にかけてポジションを保有し、長期間で大きなリターンを狙う取引手法です。1年の間で数回エントリーし、1回の取引で100~1,000pipsぐらいの利益を狙います。
スイングトレードよりもポジションの保有期間が長く、相場が予想どおりに動けば利幅は大きくなり、取引の頻度も少ないためスプレッドコストも抑えられます。ただし、結果が出るまでに時間がかかり、相場の大きなトレンドを読むテクニカルの知識やファンダメンタルズの知識が必要です。
自動売買(システムトレード)
自動売買(システムトレード)とは、あらかじめ決められたルールに基づいてシステムで自動的にトレードする取引手法です。
システムで自動的に売買するため、取引に人間の「欲」や「願望」などの感情が影響することもなく、利食いや損切りの失敗によるストレスもありません。
「ストラテジー」と呼ばれる売買プログラムを選ぶだけで簡単に始めることができ、数百種類のストラテジーから複数選んで同時に稼働させたり、自分だけのオリジナルストラテジーを開発したりすることも可能です。
自動売買で取引しても100%勝てるわけではありませんが、ストラテジーを選んだ後は何もしなくてもシステムが自動的に売買してくれるため、FX取引の経験がない初心者でもすぐに始められて、長く取引を続けられます。
<<注文方法について>>

成行注文
成行注文とは、「買値(Ask)」や「売値(Bid)」を指定せず、現在のレートで取引したい場合に使う注文方法です。
「プライスオーダー」や「ストリーミング」とも呼ばれ、発注すれば確実に約定するため売買の成立が早く、タイミングを見計らって発注できますが、相場が大きく動いている場合、提示されているレートからズレて想定外の価格で約定することがあります。
このレートのズレを「スリッページ」といいますが、スリッページを防ぐために、あらかじめ許容値幅を指定して発注することもできます。
指値注文
指値注文とは、「買値(Ask)」や「売値(Bid)」を指定して発注する注文方法です。
「リミットオーダー」とも呼ばれ、たとえば現在の相場が1ドル=109円から110円近辺で推移している場合、107円で買い指値注文を発注すると、1ドル=107円以下になったタイミングでのみ約定します。
価格を指定して発注するため、想定より高い価格で買い注文が約定したり、低い価格で売り注文が約定したりすることがなく、相場の動きを見ながら時間をかけて発注できます。しかし、指定した価格に到達せず、利益のチャンスを逃してしまう可能性があります。
逆指値注文
逆指値注文とは、通常の指値注文とは逆に「指定した価格以上になったら買う」「指定した価格以下になったら売る」という注文を自動的に発注する注文方法です。
「ストップオーダー」とも呼ばれ、相場のトレンドが転換した(しそう)なときにそのトレンドの初動に乗るために注文したり、相場が自分の思惑と逆方向に動いた場合に損失を抑えたりする(またはあらかじめ損失を限定する)ために使います。
おすすめFXアプリ5選!FX講師が使いやすいポイントを徹底解説
最近のFXアプリはメインで取引できるほど高性能です。ほとんどのアプリがワンタップで売買ができ、高度なチャート分析を可能にするさまざまな機能が付いています。アプリを使って取引したいと思っている方のために、アプリの選び方で「チャート画面の見やすさ」「入出金の機能」を一押ししています。その他、FXアプリの使いやすいポイントについて解説しています。
アプリでFX取引するメリット・デメリット
いつでも手軽に取引できるようになるアプリはFXトレードを行うには必須アイテムといえるでしょう。しかしスマホならではのデメリットもあります。アプリで取引するメリット、デメリットをまとめました。
アプリで取引するメリット | アプリで取引するデメリット |
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FXアプリの選び方
個人的には、取引機能に関する「チャート画面の見やすさ」「入出金に関する機能」に注目して比較すると良いと思います。
- チャート画面の見やすさ
- FXトレードを行う上でチャート機能は重要なので、チャートが見やすく編集できる機能があると自分好みにカスタマイズできるため便利です。多くのFXアプリで移動平均線は表示できますが、ボリンジャーバンドや一目均衡表などと参考にしたい指標があるなら、事前にHPなどで確認しておくといいでしょう。
- 入出金に関する機能
- ATMや専用口座への振り込みでは手間や手数料がかかってしまいます。そのため、24時間手数料無料で、新たに証拠金を差し入れたり儲かったお金を銀行口座に移動したりする機能があると便利です。
FX講師おすすめのアプリ5選
おすすめするアプリは以下の5つです。アプリの使いやすさはもちろん、デイトレードをしても不利にならないようスプレッドが狭い会社を中心に選びました。ぜひ参考にしてください。
SBI FXTRADE (SBI FXトレード)
SBIFX トレードは、シンプルで見やすい作りのアプリです。余計な機能をそぎ落として、直感的に取引できるように設計されています。レートを確認する画面では、「スプレッド」、「当日の最高値・最安値」、「現在のレートを前日の終値と比べてどれだけ値動きしているか」といった取引で参考にしたい情報が一目でわかります。
日中は成行注文できないのでスマホでのイフダン注文がメインですが、アプリの操作性も良く満足しています。スワップポイントも高いですし、個人的にはオススメしたい業者です。満足度:4
少額から取引できる点が1番です。デモより実際体験した方がいいですし、1つ目の口座にはぴったりです。スマホ1つでいつも取引していますが、アプリも見やすく結局メインで使っています。満足度:4
外貨exアプリは、チャートが簡単にカスタマイズできて便利です。設定から「移動平均線」や「ボリンジャーバンド」といったテクニカル分析の指標をタップするだけでチャートに追加できます。また水平線が自分で引ける機能が便利です。利益確定や損切りの水準に水平線を引いておくと、視覚的に取引のタイミングがわかるので初心者には使いやすいでしょう。スプレッドは米ドル/円で0.2銭原則固定と狭く、取引速度も早いため安心して利用できます。1,000通貨単位からの取引もできるため、いきなり1万通貨からの取引に抵抗がある初心者の方におすすめです。
外貨exアプリは使いやすく便利です。分割決済や指値注文済みの成行き決済なども余計なプロセスを踏むことなく出来る点が非常に良いです。他社の多くは指値逆指値で注文を入れているポジションの成行き決済には制限がかかり、リアルタイムレートが見えないまま決済するような不便なアプリも多いと感じていますが、こちらはその点でもフレキシビリティが高いと思います。チャートも使いやすいです。満足度:4
スマートフォン用アプリをインストールしていると主要な通貨に大きな動きが出ると携帯電話にお知らせをしてくれます。スキャルピングトレードでなければうまく活用することによってチャンスを逃しにくくなります。満足度:4
おすすめ理由
今メインで使っている口座がここの口座です。特に便利に感じているのはスマホアプリです。なかなか使い勝手がよくて見やすく優秀なので、初心者でも使いやすいと思います。アプリはチャートの性能や注文機能が特にいいですね。好みのやり方や今まで培った経験に合わせたツール選びができるので、初心者の方から上級者の方まで使えると思います。満足度:3
LION FXはスプレッドが狭く、約定率が高く扱っている通貨ペアが54種類と多いのが特徴です。レートが確認できる画面では、前日と比べて値上がりしているか値下がりしているかが一目でわかります。必要証拠金を計算できるツールや月間損益を集計してくれる機能があるなど、取引ツール以外も充実しているアプリです。チャートを2画面同時や4画面同時に確認できます。複数の通貨を同時に取引している場合や、複数の通貨ペアの値動きを参考にしながら取引したい方にはおすすめです。
スワップ狙いの人は開設して良いと思います。1000通貨単位の取引も可能なので資金がまだ少ないFX初心者の方にもオススメではないでしょうか。さらに、色々なキャンペーンも実施しており、ゾロ目のキャンペーンはかなり簡単に条件がクリアできるのでオススメです。アプリの使い勝手も良い方だと思います。スワップ狙い。為替差益狙いの両方に使えます。満足度:4
スプレッドが狭いため、取引コストを気にしている場合でも安心して利用できます。取引ツールは、パソコン向けのソフトに加え、スマホ向けのアプリも用意されており、自宅だけでなく外出先でも気軽に取引できます。なお、口座を開設すると取引ツールのガイドブックが送られてくるため、初めてでもスムーズに使いこなすことができます。満足度:4
FXポケトラでは1990年代のチャートまで簡単にさかのぼれます。過去の為替の動きを参考にしながら取引したいならおすすめです。また、M2TVという初心者向けのFX講座が無料で見られます。週に3~4本のペースで更新されており、勉強したい人には便利なコンテンツといえるでしょう。トラリピ(トラップリピートイフダン)という●●円で買えたらそのあと▲▲円で売るというイフダン注文と、もし成立したら同じ注文を出すリピート機能を持つシステムの便利な機能が使えます。違う条件で最大99本まで設定できます。条件にしたがって注文が繰り返されるため、取引にかかる時間や手間が省けます。
SAMPLE画面
- ※2017年11月時点の情報です。
FX口座の開設方法!審査基準やおすすめ口座を紹介
FXを始めるために必要なのはFX会社の口座開設です。「口座開設はどんな流れなのかわからない」「どうやってFX会社を選んでよいかわからない」という方のため、参考になればと思い、以下にまとめました。
口座開設までの流れ
口座開設には、本人確認書類+マイナンバーカードが必要になります。申込みから口座開設が完了するまでの時間は2~3日程度です。
- STEP1 FX会社を比較する
FX比較サイトや各社の評判・レポートなどを参考にして口座開設したい会社を選びましょう。
STEP2 口座開設の申し込みをする
FX会社のWEBサイトの申し込みフォームに、氏名、住所、生年月日、勤め先、年収、投資経験などを入力して申し込みます。
- STEP3 本人確認書類+マイナンバー確認書類を送付する
- STEP4 口座開設完了通知が届く
口座開設時の審査の注意点
口座開設には審査があります。くわしい審査基準は公表されていませんが、審査で確認されるのは以下の6つです。
- 満20歳以上か(一部のFX会社では18歳以上でも開設可能)
- 日本国内在住者か(一部のFX会社では海外に居住していても開設可能)
- 本人確認書類とマイナンバーが一致し、本人であることに間違いないか
- 過去に口座を開いたことがないか
- 投資できるだけのお金を持っているか
- FX投資のリスクなどを理解しているか
FX会社の審査は、ほとんど落ちません。ただし、去年から申し込みにマイナンバーが必要になり年収の裏付けが取れるようになったため、年収などは正確に申告しましょう。書類に不備や不正確な箇所があると審査に落ちてしまう可能性があります。
FX会社の選び方
FX会社を選ぶときは、主に以下の4つのポイントに注目しましょう。
1.スプレッドが狭いか
スプレッドとはある通貨を買うときのレートと売るときのレートの差のことで、FXにおける手数料のようなものです。「スプレッドが狭い」は、「手数料が安い」と同じ意味と考えてください。たとえば売値109.00円で買値が109.03の場合、差額の3銭がスプレッドです。FX会社によってスプレッドは違いますので、狭い会社を選ぶとよいでしょう。
2.スワップポイントが多いか
スワップポイントは、中期から長期投資するなら考慮しなければなりません。日本円のような低金利の通貨を売り、トルコリラのような高金利の通貨を買うと、毎日スワップポイントという金利の差額を受け取れます。同じ通貨ペアでも会社によってもらえるスワップポイントは違うのでスワップポイントが多くもらえるFX会社を探しましょう。
3.システムが安定しているか
FX会社のシステムが脆弱だと、注文してから約定するまで時間がかかりその間に相場が変わり不利なレートで約定してしまうかもしれません。
4.情報量は多いか
初心者にとって為替のニュースや経済指標・経済統計などの情報や取引手法の解説などが充実していると便利です。
その他の選び方
- 取引環境や注文機能を参考にする
- 手持ちの資金が少ないなら最低取引単位が小さく、少額からでも始められる業者を選んだり、忙しい人ならば自動売買ツールが充実している業者を選んだりすることも考えられます。自動売買ツールは「この条件になったら買い・売り」など取引を自動化したシステムを組んで取引すること。モニターに張り付いている必要がなくなり取引の幅が広がります。
- デモトレードでFX取引を体験する
- 「FXをやってみたい。けど、いきなり自己資金で取引するのは怖い……」と思う方はFX会社のデモ口座でデモトレードを体験してみてはいかがでしょうか。実際の取引画面と同じ形式で取引を体験することができます。もちろん、デモ取引で使われているレートもリアルタイムで動いているレート。口座開設をする前に実際に利用してみて、「どんな風に注文して、ポジションを持ったらどうなるのか?」を体験してみるのもよいでしょう。
初心者おすすめの通貨
FX初心者には、取引コストが安く、安定した通貨である「米ドル/円」のトレードがおすすめです。
国際決済銀行(BIS)の2016年4月の調査によると、世界での外国為替の取引高は1日平均5兆ドルで、米ドル/円が17.8%でした。米ドル/円なら初心者でも馴染みもあり、取引相手が多いので注文が成立しやすい(流動性が高い)というメリットがあります。
主な通貨ペアの取引シェア(1日平均)
(注)国際決済銀行(BIS)の2016年4月調査より
口座開設から取引までのQ&A
- Q FX口座の開設までにどのくらいの時間がかかりますか?
- A FX会社によって違いますが、インターネット上で手続きする場合は、最短で翌営業日に口座開設できます。郵便のやり取りが必要な場合でも、最短3営業日程度で開設できます。ただし、書類に不備があると、開設まで時間がかかってしまいます。
- Q FXの口座開設や維持に手数料はかかりますか?
- A 口座開設や口座維持に手数料はかかりません。国内のFX会社であればどこも無料で開設できて、口座管理料もありません。
- Q 何歳からFX口座を開設できますか?
- A 原則、満20歳からFX口座を開設できます。例外的に、SBIFXトレードは18歳以上であれば、「未成年の取引における同意書」などの3通の書類を提出すれば開設できます。18歳以上20歳未満で結婚をしている場合は、これらの書類の代わりに「婚姻証明書」の提出が必要です。
- Q 初心者がFXを始めるには、いくらぐらいの資金を口座に入金するべきですか?
A デイトレードをするならば、最低10万円ぐらい入金するのがよいでしょう。米ドル/円だと1万通貨を買うために約45,000円の保証金が必要です(2017年8月1日時点)。10万円あれば、多少最初に損しても取引を続けられます(レバレッジ25倍の場合)。
長期投資するなら、25万円ぐらい入金するのがよいでしょう。レバレッジは5倍以内に抑えて25万円で1万通貨持つイメージです。レバレッジを高くすると相場が急に変動して一定ラインを超えて損がでた場合強制的に決済されてしまう強制ロスカットが発生してしまいます。5倍以内に抑えておけば強制ロスカットが起こることはまずないといえます。
- Q 最小取引単位について教えてください。
- A 最小取引単位とは、FX会社が定める取引額の最低ラインです。たとえば、「最小取引単位1万通貨単位」といった場合、米ドルであれば、1万ドル、ユーロであれば1万ユーロから取引できます。
- Q 初心者におすすめの通貨単位について教えてください。
- A 私は最低でも1000通貨単位で取引するべきと考えています。1単位や100単位から取引できる会社もありますが、小さな額で取引を繰り返しても利益がでないのでおすすめできません。
- Q 初心者向けの通貨ペアを教えてください。
- A デイトレードなら「米ドル/円」がおすすめです。米ドル/円はスプレッドが狭く、取引量が多いのでデイトレードに向いています。ユーロは、複数の国の影響を受けて相場が変化するので、初心者には難しいと思います。
- Q サラリーマンのような、トレードにあまり時間を割けない方におすすめの取引手法を教えてください。
- A スイングトレードがおすすめです。スイングトレードは、売買から決済まで1週間や1か月かけてじっくり取引する手法で、うまくいけば1回の取引で大きな利益が得られます。
- Q FXの利益に税金はかかりますか?
- A FXで利益を得た場合には20.315%の税金がかかり、確定申告が必要です。課税対象になるのはFXでの為替差益とスワップポイントでの利益になります。
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